貴殿のものさしはメジャーストライプ!?(タイトルはKONY) by 後藤洋平
2006年06月30日
水分をたっぷりと含んだ緩い風が、だらりと躰を舐めて去っていく。
山に囲まれた古都で過ごす初めての夏は、人一倍汗っかきの私には厳しい。
日中の大半を過ごす持ち場の庁舎は、1929年竣工の歴史的建造物。
観る人からは風情や情緒などという言葉も口から出るかもしれないが、
設計には当然、空調への配慮などあるはずもない。
それでもシャツの上から、自分で選んだ布に身を包む。
コトが起きる。現場に走る。人に会うために。
私が生きる此岸と向き合うために。
耳から入る言葉と、眼球が捉えた光景を紡いで、
事実を縁取りしようとする。
…考える。ペンが駆けるノートに汗を落としながら。
一段落させた思考の彼岸で「何故俺は此処に居て、
こんなことをしているのだろう」と思い巡らせることもある。
答えは、もうとっくに出ているのに。
考え方や価値観が同じである必要はない。
想いをぶつけて傷つけ合ってもいい。
時に止まっても、向き合うことでしか進めない。
それが青いと言われるのなら、青いままでいい。
朝日新聞京都総局 後藤洋平氏
「ようするに後藤さんのものさしはメジャーストライプだったと!?」
タイトルは私共がつけました。
Yohei Goto from Kyoto

