夢幻の如く
2006年12月25日
「人間50年、下天のうちをくらぶればぁ、夢幻の如くなりぃ~…」
織田信長がよく好んでいた舞で知られる敦盛の一節である。
そう本宮ひろ志の漫画「夢幻の如く」は信長が本能寺の変で死んでいなくて、
実は生き延びていたという架空のストーリーから始まる。
歴史上の大事実としても、
信長の死骸を明智光秀はとうとう見つけることが出来なかった。
そのことはその後の光秀の行動にもかなり影響していて、
死骸探しを一週間近くもかけている。
それが山崎の戦いで負けた一つの要因ともされています。
また秀吉に負け、百姓の竹槍で殺されたとされる光秀の死骸首の選定も、
実はかなり怪しいことが歴史上の事実でも明らかになっており、
この2つの死因については、戦国史の七不思議とされています。
要するにそんな歴史の面白い推測から発展した漫画と言えるのだ。
信長の物語ってのは、大抵いかに彼が天才であったか、
独裁的な権力者であったことなどが描かれる訳ですが、
夢幻の如くではいかにも漫画的なアホキャラも交えてあるので、ちょっと面白いのだ。
本宮ひろ志の代表作品の「サラリーマン金太郎」を
読んだことのない僕でも面白かったですね。
漫画が好きではなくて、歴史好きってちょっと珍しいですかね?

