トップアスリートの筋肉とその変化について(陸上編)
2007年12月17日
朝原選手が仮縫いで御来店されました。
100m走の日本記録保持者であり、
夢の9秒台に一番近い日本人と言えばやはり朝原宣治選手です。
世界陸上での感動も記憶に新しく、
また先日は北京に向けての挑戦も発表されました。
朝原さんの筋肉はやはり足がもの凄い。
立っている普通の状態から足を上げた状態になった時に、
股周りが3~4センチも増える。
このような筋肉の変化は他のトップアスリートも顕著ではありますが、
股周りを含む足の筋肉の変化では、
やはり朝原選手、そして以前仮縫いをさせて頂きました
為末選手など陸上系アスリートの方にとても特徴があります。
要するに足が動くごとに筋肉が移動し変化するので、
太くなる部分と逆に細くなる部分もある。
ですから立った時だけで仮縫いを診るやり方だと駄目で、
ちょっと歩いてもらったり、足を上げてもらい、
ちょっとした小走り程度の動きに耐えられるパターン作成と縫製が重要となります。
だだ着れるスーツということだけでは問題ではないんですが、
緻密にフィット感を計算しないとジャストフィットは難しく、
少しゆったりとした感じになります。
今までに数万着のオーダーメイドスーツを製作してきましたが、
厳選して昔からのパターンを選んだり、
それを改良していくことがやはり重要だと思っています。

