ゼネコン(私は地方地場ゼネコン社員です)で施工管理をしていると、現場で培った知識やスキルが意外な場面で役に立つことがあります。私自身、仕事で身につけたことがプライベートでも大いに役立った経験がたくさんあります。今回は、ゼネコン社員ならではの知識がどんな風に生活の中で活かせるのか、具体的なエピソードを交えてご紹介します。
目次
- 住宅のメンテナンス知識
- DIY・リフォームの技術
- 不動産・建築の法律知識
- 見積もり・コスト管理スキル
- 災害対策の知識
- スケジュール管理能力
- コミュニケーション力・交渉力
- 高所・危険作業の知識
- 図面の読み取り・設計スキル
- ネットワーク(人脈)
1. 住宅のメンテナンス知識
ある日、自宅の天井にシミを発見。「これはもしや雨漏り?」と思い、まずは天井裏を確認。建築現場での経験から、雨漏りの発生しやすい箇所や水の流れを理解していたため、すぐに原因を特定し、応急処置を実施。結果、業者を呼ぶ前に大事に至らずに済みました。
→ 天井や壁のひび割れ、配管トラブルなどを早めに発見し、適切な対処ができる。
2. DIY・リフォームの技術
休日にキッチンの収納スペースを増やそうと思い、自分で棚を作成。施工管理の仕事で培った木材の選定やビスの使い方のおかげで、市販のものよりも丈夫で使いやすい棚が完成しました。友人に「これ売れるレベルじゃない?」と言われたときは嬉しかったですね。
→ 家具の組み立て、壁紙の張り替え、ちょっとした大工仕事が得意になる。
3. 不動産・建築の法律知識
マイホーム購入を検討していたとき、不動産業者から提示された土地の建ぺい率・容積率を確認し、「この土地では将来的に増築が難しい」と判断。別の土地に変更しようとしたものの、最終的には建売住宅を購入することにしました。建売を選んだ理由は、コストパフォーマンスの良さと、完成済みの家を見て納得できた点です。また、施工管理の経験から「この仕様なら十分な耐震性、断熱性がある」と判断できたため、安心して購入できました。
建蔽率、容積率は地域によっても違うのでよく建設会社などに確認をした方がいいです。以外ですがカーポートも面積に算入することが多いので注意が必要です。あと10㎡を超える倉庫などもです。
→ 建築基準法や容積率、建ぺい率の知識があるため、家や土地の購入時に有利。
4. 見積もり・コスト管理スキル
リフォームを依頼しようと業者に見積もりをお願いしたところ、「この単価、ちょっと高くない?」と気づき、相見積もりを取ることに。結果、最初の見積もりよりも30万円安く見積してもらえました。最終的には、普段現場でよく工事をお願いしている施工会社に頼み、特別価格で対応してもらえたので、大幅なコストカットが実現しました。
→ 工事費用の適正価格がわかるため、業者に無駄な費用を支払わなくて済む。
5. 災害対策の知識
施工管理の仕事を通じて、災害対策の重要性を実感するようになりました。例えば、自宅を購入してからは、非常用持ち出し袋の準備や家具の固定など、防災対策に気を配るようになりました。また、家の耐震性や周辺環境を確認し、万が一の際に安全な避難ルートを確保することの大切さも意識するようになりました。こうした知識があるおかげで、家族の安全を守る準備が整っています。
→ 耐震補強や防災設備について詳しいので、災害時に適切な行動がとれる。
6. スケジュール管理能力
家族旅行の計画を立てるとき、プロジェクト管理のスキルを活かし、スケジュールを細かく組み立て。移動時間や食事のタイミングまで考慮した結果、無駄なく楽しめる旅行になりました。
→ スケジュールを効率的に組めるため、旅行やイベントの計画がスムーズ。
7. コミュニケーション力・交渉力
引っ越しの際、業者との値段交渉で「この作業は必要ないのでカットできますか?」と具体的なポイントを指摘。結果、当初見積もりよりも安く済みました。必要最低限が分かることが大きかったです。また2tトラックなどを所有している知り合いもたくさんできたので引っ越しトラックも1車のみで済みました。
→ 業者との交渉や契約時に有利に立ち回れる。
8. 高所・危険作業の知識
自宅の雨どい掃除をする際、脚立の正しい使い方や安全対策を実践。無理な姿勢を取らず、安全第一で作業を終えました。危険予知は身に染みているのでDIY時での事故発生もかなり減ると思います。
ちなみに建設現場での脚立での事故はかなり多いので脚立使用は全面禁止、やむを得ない場合は許可制としている現場が多いです。脚立使用時は十分注意してください。
→ 高所作業の安全対策を知っているので、事故を防げる。
9. 図面の読み取り・設計スキル
リビングのレイアウトを変更するとき、図面を書いてシミュレーション。家具の配置や動線を考慮し、より快適な空間を作ることができました。CADをよく使うのでスムーズに間取りの決定ができます。
ちなみに私はJWWCADを愛用してます。
→ レイアウト変更やリフォームの計画がスムーズに進む。
10. ネットワーク(人脈)
友人が「信頼できるリフォーム業者を知らない?」と相談してきたので、現場で付き合いのある職人さんを紹介。結果、「すごく丁寧な仕事だった!」と感謝されました。
現在も私の両親の家が築15年を超えてきたのでそろそろ外壁塗り替えの時期なのでよく来てくれる塗装会社と交渉中ですが普通にネットなどで見つけた業者に頼むより数十万円単位で安くなりそうです。
また、私の上司もエコキュートの交換を知り合いの設備業者に頼み、ほぼ本体価格のみで工事してもらったそうです。
→ 施工関係の知り合いが多いため、信頼できる職人や業者を紹介できる。
まとめ
ゼネコンの施工管理で培った知識やスキルは、仕事だけでなくプライベートでも大いに役立ちます。自宅のメンテナンスやリフォーム、災害対策、交渉術など、知っているだけで得する場面は意外と多いものです。
これから施工管理の仕事を目指す人、すでに現場で働いている人も、ぜひ自分のスキルをプライベートでも活かしてみてください!
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