もう迷わない!若手向けに建築工事のコンクリート数量拾いのコツを解説!捨てコン・基礎地中梁

建築

コンクリートの数量拾いの大切さ

※この記事は建築施工管理1~3年目を対象に執筆しています。

初めまして、建築施工管理6年目のKonyです。

現場所長や先輩からこのコンクリートの数量拾っといてと言われドキっとしたことはありませんか?

まず普段から忙しく写真整理や安全書類をまとめたりとしていたらなかなか数量拾いの時間とれないですよね。

コンクリートの数量拾うのなんて簡単です。縦×横×高さ。です。

だからこんな情報を見にこの記事に来てくれたわけはないと思います。

ここではコンクリート数量拾いの図面の読み方、数量拾いのコツ、ここってどうすれば?とつまづきやすいところをしっかり解説していきます

ちなみに大体の数量は分かるから打設中の調整で何とかしようはNGです。

とりあえず次で数量を拾うことで事前に段取りできること、メリットをお伝えします。

コンクリート数量拾いをしたら当日楽になる

まず数量を拾うことでわかることがあります。

・本当にその日に打ち終えれる数量なのか。

まずはこれです。

その前にポンプ車の選定、台数、生コン車が2台付けできるのかどうかで変わってきますが、

ポンプ車×1台、生コン車×1台で基礎地中梁を打設するとします。

生コン車の入れ替えも加味して1台10分ペースで打てるかなという想像ができます。

そうすると数量がもし300㎥だった場合300÷4=75 生コン車75台

75台×10=750分=12.5 となり12.5時間もかかるなと想像できます。

朝7:00から打設開始して昼休憩もなしとしても19:30までぶっ通しとなります。

これはなかなかきついので2工区に分けようといった検討も必要なレベルです。

コンクリート受入れ試験

また構造体の打設の際は必ず『受入れ試験』というものが必要となります。

スランプコーンを使ったり、テストピースを取ったりするあれです。

この試験、テストピースも制約があり、

打ち込む工区毎、打ち込む日毎、かつ1回の打設量が150㎥以下にほぼ均等に3個の供試体を作成します。

というのがあります。

ということは300㎥ぴったりなら2回、300㎥を超えてしまうと3回となりぎりぎりなところとなります。

こうなったら僕の場合びたびたに拾って280㎥なら2回で済むな、それを超えていたら一応3セット目も試験取れる準備をお願いすると思います。

全体数量だけでなく部位ごと、通り芯ごと等の数量も拾っておく

これも大事なことで当日焦らないための工夫となります。

基礎地中梁なら基礎、地中梁、地中柱ごとに数量を把握していたら最後の調整が格段に楽になります。

スラブでもこの柱の通り芯まで来たらあと何立米(何㎥)だなとわかります。

各種コンクリート拾い方

前置きが長くなりましたがここからは場所別でコンクリートの拾い方を解説していきます。

捨てコン(均しコン)

まずは捨てコン!最近は均しコンということも多いようですが。

ここでの注意点は2つ。

  1. 幅はいくらにしたらいいの?
  2. 砕石への食い込みは考えなくていいの?

です。

1つずつ見ていきましょう。

 についてですがここでは地中梁の捨てコンを想定します。

まず捨てコンの役割は重に型枠を立てる下地、墨出しのため、不陸調整のため こんなところだと思います。

この中で幅に関係してくる部分は型枠の下地になるという点です。

ということは型枠の構成が分かっていないといけません。

上記の写真を見てもらえばわかると思うのですが

  • コンパネ:12.5mm
  • 桟木60mm

合計72.5mmとなります。

なのでふつうは余裕をみて100mm梁面から余分に捨てコンを幅広に打ちます。

両幅+100mmずつなので梁幅が300mmなら500mmで計算でOKです。

次に 食い込み についてです。

捨てコンの下には砕石を敷いていると思います。

砕石は空隙があるためそこに入る生コンの量も加味しておきましょう。

大体数量×1.05で食い込みの量を見込めると思います。←何気に結構大事です。

基礎地中梁

次にいよいよ躯体の最重要部分です。

大事なことは3つです。

  1. 梁、基礎、柱をダブらせて計算しない
  2. 施工図の読み方に注意
  3. 部位ごとに計算結果を書いておく

以上です。

下の図面を参考にしながら1つずつ解説していきます。

梁、基礎、柱をダブらせて計算しない

なんとなくわかるとは思いますが特に基礎と梁の接続部は重なる部分があるため注意しましょう。

僕は梁をズバッと計算して重なり部分を引くことが多いです。

断面図で見たらこの部分です。忘れないように注意です。

ざっと計算してみました。

こんな感じで計算し、梁と基礎の重なりもしっかり引いていきます。

打設は基礎から打っていくはずなので僕は基礎勝ちで拾っています。

現場に持っていく図面は計算過程まで書いていたら身にくくなるので結果の数量のみでいいかと思います。

施工図の読み方

次に施工図の読み方です。

ここでは基礎と梁の施工図での書き方に注意です。

上の施工図のように基礎、梁ごとに記号が書いてあると思います。

書いてある内容が何かというと

ちゃんと下の方に凡例が書いてあります。

ここで梁や基礎の幅や高さ関係だったりが分かります。

図面によって書き方が違うと思いますがおおよそこんな感じだと思います。

よく見て勘違いのないように注意しましょう。

まとめ

コンクリートの数量拾いは難しくはありません。

慣れが必要な部分もあるかとは思います。

最初は時間がかかってしまうものですが必ずミスなく早く拾えるようにもなってくると思います。

この記事でコツをつかんでもらえたら幸いです。

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