1級建築施工管理技士は独学で受かる?一次は過去問、二次は答案の添削で決まる

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ルー

1級施工管理、来年受けます!講座って20万円とかするんですね……。独学でいけますか?

ミサキさん

一次は過去問でなんとかなるって聞くけど、二次の記述は自分で書いて、自分で採点するの?

ルー

……自分にはわりと甘めに付けちゃいそうです。

Kony

そこなんだよね。自分の答案を自分だけで採点するのは、自分で組んだ配筋を、自分の検査だけで打設まで進めるようなもの。一次と二次で、独学の向き不向きがはっきり分かれるんだ。

結論

1級建築施工管理技士の第一次検定は、独学でも十分に狙えます。選択式のマークシートなので、過去問で答え合わせができるからです。第二次検定は、記述の答案を見てくれる人がいるかで決めます。見てくれる上司や先輩がいれば独学で、いなければ添削だけ外に頼むのが、講座一式より費用を抑えやすい方法です。なお、同じ年に二次まで受けられるかは受検資格で決まります(下の表で確認できます)。

先に白状しておくと、僕は一級建築士の試験には2回落ちています(この記事の1級建築施工管理技士とは別の試験です)。だからこの記事では「独学なら楽勝」とは言いません。そのかわり、試験の数字は建設業振興基金(試験の実施機関)の公式資料で、原文を一つずつ確かめています。

1級建築施工管理技士は独学で受かる?公式の合格率で見る難易度

独学で行けるかどうかを考える前に、相手の大きさを測っておきます。下の表は、振興基金が毎年出している結果の資料から取った数字です。

年度第一次検定
受検者 → 合格者
合格率第二次検定
受検者 → 合格者
合格率
令和5年度(2023)24,078 → 10,01741.6%14,391 → 6,54445.5%
令和6年度(2024)37,651 → 13,62436.2%14,816 → 6,04240.8%
令和7年度(2025)41,812 → 20,29448.5%18,160 → 7,09139.0%
令和8年度(2026)42,826 → 19,99346.7%(計算値)令和9年1月8日に発表予定
表1 1級建築施工管理技術検定の受検者と合格者(建設業振興基金の公表資料。令和7年度の第二次は、振興基金が令和8年1月25日に行った臨時試験の結果を含む。令和8年度の第一次は合格率の記載がないため、合格者÷受検者で計算)

読み方のポイントは3つです。

  • 第一次検定は、ここ4年で3.5〜5割弱が受かっている。正しいやり方で量をこなせば、独学でも十分に届く試験です。
  • 第二次検定はここ3年で4割前後。第一次を通った人が受けてこの率なので、二次のほうが一段きつい試験です。
  • 第一次の受検者は、令和5年度から令和6年度で約1.6倍に増えた。令和6年度から、第一次検定は満19歳以上なら実務経験がなくても受けられるようになりました。これが増えた理由の一つと考えられます。

同じ年に一次と二次を続けて受けられる人の場合、令和7年度の数字で単純に掛けると、48.5%×39.0%で約19%です。同じ人を追いかけた数字ではないので目安ですが、「一発合格は5人に1人くらい」と覚えておくと、計画の甘さに気づけます。

令和8年度の1年の流れ(1級建築)

2月13日〜27日

申込み(一次・二次)

7月19日(日)

第一次検定

8月25日

一次の発表

10月18日(日)

第二次検定

令和9年1月8日

二次の発表

一次の発表から二次まで、約8週間しかありません。しかも、一次の合格を見てから同じ年の二次に申し込むことはできません。同じ年に二次まで受けるなら、2月に「第一次・第二次」で申し込みます(第一次検定だけの申込みは、インターネットで4月7日まで)。令和9年度の日程は、振興基金の発表を確認してください(2026年10月時点で未公表)。

受検資格:一次は19歳から、二次は「合格後の実務経験」

勉強の計画を立てる前に、自分がいつ受けられるかを確かめます。ここを読み違えると、計画ごとやり直しです。

第一次検定は、「試験実施年度に満19歳以上となる者」なら受けられます。令和8年度なら、平成20年4月1日以前に生まれた人です。学歴も実務経験も問われません。第二次検定は、令和6年度からの新しい受検資格では、次のどれかが必要です。

持っているものそのあとに必要な実務経験(どれか1つ)
1級の第一次検定に合格合格後に実務経験5年以上/合格後に特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上/合格後に監理技術者補佐としての実務経験1年以上
2級建築の第二次検定に合格(1級の第一次は合格済み、または同じ年に受ける)2級の合格後に実務経験5年以上/2級の合格後に特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上
一級建築士試験に合格合格後に実務経験5年以上/合格後に特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上
表2 第二次検定の新しい受検資格(建設業振興基金の受検資格ページを要約。特定実務経験は、建設業法の適用を受ける一定規模以上の工事で、監理技術者・主任技術者の指導の下などで行った施工管理の経験)

もう一つ、制度が変わる前の受検資格(学歴と実務経験の年数で決まる旧受検資格)でも、令和10年度までは第二次検定を受けられます。ただし、1級の第一次検定か一級建築士試験に合格していることが前提です。令和6年度から10年度までに一度でも第二次を受けていれば、令和11年度以降も再受検者として申し込めます。

まとめると、「同じ年に一次と二次を受けられるか」は、だいたい次の3つのどれかで決まります。

あなたの状況受け方
2級建築の第二次に合格していて、その後の実務経験が5年以上(特定実務経験1年以上を含むなら3年以上)2月に「第一次・第二次」で申し込めば、同じ年に二次まで受けられる
旧受検資格(学歴と実務経験の年数)に当てはまる令和10年度までは、2月に「第一次・第二次」で申し込めば、同じ年に二次まで受けられる
どちらにも当てはまらないまず第一次に合格(「1級建築施工管理技士補」になる)。合格後の実務経験を積んでから二次へ
表3 受け方のルート(細かい区分は、振興基金の受検資格のページで、自分の学歴と経験年数に当てはめて確認してください)

区分の細かい整理は、1級建築施工管理技士の受験資格の記事にまとめています。

第一次検定の独学勉強法:過去問5年分を3周する回し方

令和8年度の第一次検定は、午前が44問から36問、午後が28問から24問を選んで答える形で、全部で72問中60問に答えました。合格基準は「60.0点(100点換算)、施工管理法(応用能力)10問中6問以上」です。つまり、答えた60問の6割(36問)を取り、さらに応用能力の10問で6問を取る。応用能力は、施工管理の知識を現場の場面に当てはめて答える問題です。合計点が足りていても、応用能力で6問に届かなければ不合格なので、ここだけは捨てられません。

僕が第一次検定に向けてやったことは、シンプルです。過去問を5年分くらい、3周しました。時間を取ったのは、現場の昼休みと、残業が終わってからです。まとまった時間を待っていると、施工管理の仕事では試験日が先に来ます。

工程表を引くのが仕事なのに、自分の勉強の工程表は「未定」のままってやつ、多いぞ。テツさん(職長)

過去問が強いのは、出題の範囲と言い回しがそのまま分かるからです。テキストを1ページ目から読むより、過去問を解いて、分からなかったところだけテキストを辞書のように引くほうが、限られた時間では効きます。回し方の一例です。

  1. 1周目:分からなくても止まらない。解説を読んで、間違えた問題に印を付ける。
  2. 2周目:全部解き直す。2回とも間違えた問題に、印をもう一つ付ける。
  3. 3周目:全部解き直し、印が2つの問題は前日にもう一度見る。毎周、応用能力の10問だけは正答数を別に記録して、6問以上取れているかを確かめる。

法規(建設業法・建築基準法・労働安全衛生法など)は、条文の言い回しのまま覚えておくのがおすすめです。第二次検定の問題6は、法規の条文の空欄を埋める問題なので、一次の勉強がそのまま二次の準備になります。ちなみに、資格の勉強でいちばん実務に直結したのは、僕の場合は配筋の数字でした。試験で覚える数字は、配筋検査で見る数字と同じです。

独学の勉強時間は何時間?「何問を何周」で逆算する

よく「100〜400時間」と言われますが、これはスクールや合格した人それぞれの目安で、人によって大きく違います。現場の忙しさも、月によってまるで違います。そこで、時間ではなく量で数えます。第一次検定の過去問は1年分72問なので、5年分を3周すると、のべ1,080問です。たとえば10月20日に始めて、試験が翌年7月中旬、平日60分・日曜3時間なら、合計は約350時間。1問にかけられる時間は平均約19分です(下の表での計算)。

過去問を何周できる? 逆算の工程表

試験日と、1日に使える時間を入れると、過去問を回すペースが出ます。第一次検定は1年分72問(令和8年度の問題数)として数えます。入力の初期値は例なので、自分の現場に合わせて変えてください。

令和8年度の第一次検定は7月19日(7月の第3日曜)でした。令和9年度の日程は未公表です。

試験日を入れると、ここに結果が出ます

周回終わらせる日平日/休日の1日あたり

「1問にかけられる時間」が短すぎると感じたら、打てる手は3つです。始める日を早める、休日の時間を増やす、年数か周回を減らす。逆に時間が余るなら、その分を二次の準備(下の「部品」作り)に回します。

第二次検定の独学対策:経験記述は丸暗記より「部品」で準備する

独学の人がいちばんつまずくのが、第二次検定です。まず、今の問題の形を正確に押さえます。令和7年度の問題冊子は、次の構成でした(試験時間は13時〜16時)。

問題形式令和7年度に問われたこと
問題1記述式品質管理。問題文に書いてある工事概要(事務所ビルの新築)について、今日までの経験を踏まえ、重点を置く品質管理の項目を3つ(工種・作業名、項目と理由、実施する内容)と、現場で行う組織的な品質管理活動を書く
問題2記述式仮設物(ゴンドラ、起伏式タワークレーン、枠組足場)の設置計画で検討すること
問題3記述式鉄筋コンクリート造の基準階躯体工事の工程(ネットワーク工程表の計算)
問題4記述式施工上の留意事項(アースドリル工法、コンクリートの打込み、吹付けロックウール耐火被覆、転倒工法による解体)
問題5五肢択一施工に関する語句・数値の組合せ
問題6五肢択一建設業法、建築基準法施行令、労働安全衛生法の条文の空欄
表4 令和7年度 1級建築施工管理技術検定 第二次検定の構成(建設業振興基金の公表問題から要約)

問題1(経験記述)は令和6年度から、工事概要が問題文に書いてある形に

令和5年度までの問題1は、自分が担当した工事の概要を自分で書き、そのうえで経験を書く形でした。令和6年度(共同住宅の新築。テーマは現場作業の軽減と時間外労働)と令和7年度(事務所ビルの新築。テーマは品質管理)は、問題文に工事概要が書いてあり、その工事に自分の経験を当てはめて書く形です。工事名から書き出す作文を丸ごと暗記していっても、示された工事に合わなければ、そのまま書き写せません。テーマも年によって変わります。

そこで、暗記するのは作文ではなく部品にします。自分の現場でやったことを、「工種・作業名/項目と理由/実施する内容(確かめ方と記録まで)」に分けて、いくつも持っておく。たとえば、僕が現場でやってきたことを部品にすると、こうなります。

工種・作業名項目と理由実施する内容
コンクリート工事(受入れ)受入検査と強度試験の回数。1日の打込み量が多い日は、決まった回数が足りなくなるおそれがあるため打込み量から必要な回数を出し、試験の回数と分け方を監理者と打設前に決めた
コンクリート工事(発注)配合と数量の取り違え。打設当日には直せないため打設の前日に、配合と工場に伝えた数字をもう一度照合し、工場にも電話を入れた
地業工事(土間下の砕石)砕石の敷き込みと高さ。配筋が終わってからでは直せないため土間の配筋の前に、砕石が敷けているか、高さがよいかを、手直しできる時期に確かめた
表5 問題1のための「部品」の例(工種を増やすほど、示された工事概要に合わせやすくなる。管理値や記録の様式は自分の現場のものを書く)

品質だけでなく、工程や安全、働き方の側からも、同じ現場の経験を言い直せるようにしておくと、どのテーマが来ても慌てません。後半の「組織的な活動」は、社内検査、品質パトロール、協力会社との打合せや記録の共有などを、「誰が・いつ・何をして・どう伝えたか」で書けるようにしておきます。

問題2〜6の独学対策:自分で採点できる問題もある

  • 問題3(工程):ネットワーク工程表の計算は答えが一つに決まるので、過去問で自己採点できます。計算の手順を体で覚えるまで繰り返します。
  • 問題5・6(五肢択一):語句・数値と法規の条文。これも過去問で答え合わせができます。一次で条文の言い回しを覚えておくと、問題6が楽になります。
  • 問題2・4(記述):仮設や施工の留意事項を「何を・なぜ・どうする」で書きます。過去問の解答例と見比べて、抜けている観点を足していきます。
  • 問題1(経験記述):自分ではいちばん採点しにくいところ。ここだけは人の目を入れます。

独学に向く人・向かない人:決め手は「答案を見てくれる人」

記述は正解が一つではありません。自分で書いた答案は、自分で読むとどうしても筋が通って見えます。僕は二級建築士の製図試験のとき、「製図は独学では厳しい」と聞いて学校に通いました。残業のあと学校で勉強して、長い日は夜12時くらいまで。日曜も毎週でした(1回で合格しましたが、すごく大変でした)。製図と同じで、記述も自分では採点しにくいものです。

あなたの状況おすすめ
1級を持っている上司・先輩が、答案を見てくれる一次も二次も独学。二次の問題1の答案は、上司や先輩に何度か見てもらう
一次は過去問で回せそう。でも、二次の答案を見てくれる人がいない一次は独学。二次は添削だけ外に頼む(講座一式より費用を抑えやすい)
一人だと続かない。一次から動画で教わりたい一次・二次がセットの通信講座
会社が費用を出してくれる。通学の時間も取れる添削の回数が多い通学講座
表6 独学か講座かの決め方

上司や先輩に頼むなら、部品を3つ書いてから見せる、二次の1か月以上前までに2回は見てもらう、と先に約束しておくと、相手も時間を取りやすくなります。費用の目安は、独学なら過去問題集とテキストの代金、添削だけ外に頼むなら下の表の約2〜4万円です。

第二次検定の添削が受けられる講座の比較

独学の人が外に頼むなら、見るべきは「添削が何回あるか」と「質問できるか」です。各社の公式ページで2026年10月に確かめた内容を、受講料の安い順に並べました。価格は税込みです。令和8年度向けと令和9年度向けの講座が混ざる時期なので、申し込む前に必ず公式ページで確かめてください。

講座(1級二次)受講料添削質問ひとこと
能セン(二次・オンライン)※18,700円1回(追加は1回2,750円)最大50回まで無料動画講義。一次・二次のセットは44,000円
独学サポート事務局(フルサポートDX)※25,500円(通常価格)原則5回までメールで質問できる(回数の記載は見つからず)記述対策が中心。模範答案の作成サービスつき。一次の教材セット(19,000円)は別
地域開発研究所(1級二次・Web講習)29,700円早期申込の特典(令和8年度は8月31日で終了)公式ページで見つからず指定の問題解説集(3,850円)は別売り
アガルート(1級二次)38,280円3回10回まで無料動画講義。返金保証の制度あり(条件は公式で確認)
日建学院(1級二次・添削指導付き)231,000円経験記述の添削課題5回ほかこの講座は質問対応なし通学講座+Web講座(令和8年度向け)
総合資格学院(1級二次・通学)418,000円合計20回公式ページで見つからず通学。二次集中WEBコース(132,000円、令和8年度向け)は添削なし
表7 1級建築施工管理技士 第二次検定の講座(各社公式ページ、2026年10月確認。税込)。※の2社は、当サイトが提携している広告主です(A8.net経由)

表から言えることは2つです。添削の回数が分かる講座の中で、1回あたりの費用がいちばん低いのは独学サポート事務局(5回で25,500円)。受講料がいちばん低く、質問の回数が多いのは能セン(18,700円、質問は最大50回)です。答案を何度も直したいなら前者、分からないところを聞きながら進めたいなら後者、という選び方になります。なお、模範答案をそのまま覚える使い方は、今の問題1の形には向きません。もらった答案は、自分の部品を作るための材料として使うのがおすすめです。

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明日からやること:5つ

  1. 振興基金の受検資格のページで、自分のルート(表3)を確かめる。同じ年に二次まで受けるなら、2月の申込みを手帳に入れる。
  2. 受ける年度に合った過去問題集を1冊用意する。
  3. 上の逆算の表に試験日を入れて、1日の量を決める。
  4. 二次の問題1の部品を、まず3つ書いてみる。
  5. 答案を見てくれる上司・先輩に、いつ見せるかを先に頼んでおく。いなければ、添削の講座を比べておく。

1級建築施工管理技士の独学でよくある質問

1級建築施工管理技士は独学で一発合格できますか?

制度上は可能ですが、簡単ではありません。同じ年に二次まで受けられる人の場合、令和7年度の合格率(第一次48.5%、第二次39.0%)を単純に掛けると約19%です。第一次は過去問で独学しやすく、第二次は答案を誰かに見てもらえるかで決まります。一発で狙うなら、2月に「第一次・第二次」で申し込み、一次の発表を待たずに二次の準備を始めてください。

2級を持っていなくても、1級を受けられますか?

第一次検定は、試験の年度に満19歳以上になる人なら、2級がなくても受けられます。第二次検定は、1級の第一次、2級建築の第二次、一級建築士試験のどれかに合格したあとの実務経験が必要です(表2)。令和10年度までは、制度改正前の受検資格でも第二次を受けられます(1級の第一次か一級建築士に合格していることが前提)。

第一次検定だけ受かったら、何か名乗れますか?

第一次検定に受かると「1級建築施工管理技士補」の称号が付きます。技士補で、主任技術者の要件を満たす人が、監理技術者の専任が必要な工事で、監理技術者の職務を専任として補佐した経験(1年以上)は、第二次検定の受検資格になります。手伝っただけの補助の経験は対象になりません。

一次や二次に落ちたら、どうなりますか?

第一次に落ちたら、翌年また第一次から受けます。第一次に受かっていれば、二次の受検資格(表2)を満たした年から、第二次検定を受けられます。どちらの場合も、落ちた年の過去問は、翌年の模試として取っておくと使えます。

テキストや過去問題集は何を買えばいいですか?

まず、5年分以上の過去問と解説がそろった問題集を、受ける年度の最新版で1冊。年度別に通しで解ける形だと、本番の時間配分の練習にもなります。テキストは、過去問で分からなかったところを引く辞書として1冊あれば足ります。二次用には、記述の解答例が載っている問題集を別に用意します。

勉強はいつから始めればいいですか?

令和8年度は、第一次検定が7月19日、第二次検定が10月18日でした。一次の発表から二次まで約8週間しかないので、同じ年に二次まで受けるなら、一次の勉強と並行して、問題1の部品作りを春のうちに始めておくと楽です。上の逆算の表で、始める日を変えると、1問にかけられる時間がどう変わるかを比べられます。

資格があるから偉い、ということはありません。現場で経験したことのほうが、よほど大きい。それでも1級は、その経験を「書いて説明できる形」に整える、いい機会になります。まずは試験日を入れて、自分の勉強の工程表を引いてみてください。工程表が引けたら、もう半分は段取りが終わっています。

参考にした資料

  1. 一般財団法人 建設業振興基金「1級建築施工管理技術検定」受検資格(第一次は試験実施年度に満19歳以上、第二次の新受検資格、旧受検資格の経過措置は令和10年度まで)、申込み期間、令和8年度の日程
  2. 同「令和8年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 合格者」受検者42,826名、合格者19,993名、合格基準
  3. 同「令和7年度 1級建築施工管理技術検定 結果表」あわせて令和5年度・令和6年度の結果表、令和7年度第二次の合格発表資料を確認
  4. 同「令和8年度 第一次検定 問題」午前44問から36問、午後28問から24問を解答
  5. 同「令和7年度 第二次検定 問題」問題の数と形式、問題1〜6の内容。あわせて令和6年度・令和5年度の問題1の形式を確認
  6. 国土交通省 報道発表(令和4年10月6日)第一次検定の合格者に「技士補」の称号が付与されること
  7. 講座の価格・添削・質問:能セン、独学サポート事務局、地域開発研究所、アガルート、日建学院、総合資格学院の各公式ページ(2026年10月確認)

この記事の確認日:2026年10月。試験の制度・日程・講座の価格は変わることがあります。申し込む前に、建設業振興基金と各講座の公式ページで確かめてください。

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