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10月の昼休み、現場事務所で1年目のルーが、スマホで試験機関のサイトを見ながら首をかしげている。
2級建築施工管理技士の試験日程を調べたら、前期と後期があって混乱してます。1年目だと、どっちで受ければいいんですか?
前期は第一次検定だけ、後期は第一次と第二次を同じ日にやる。だから「今の自分が受けられるのはどの検定か」から決めるんだ。
ところでルー、今年の後期の申込みって、もう締め切られてなかったっけ?
えっ、もう締め切り…?じゃあ来年はいつ申し込めばいいんですか?
試験機関と国土交通省の発表をもとに、日付と曜日を確かめて整理しておいた。順に見ていこう。
2級建築施工管理技士の試験日程(令和8年度=2026年度)は、前期(第一次検定のみ)が6月14日(日)、後期(第一次検定・第二次検定)が11月8日(日)です。この記事を書いている2026年10月22日の時点で、後期の試験は17日後で、申込みは7月27日(月)に締め切られています。合格発表は第一次検定が12月21日(月)、第二次検定が令和9年2月5日(金)です。
この記事で分かること
- 令和8年度(2026年度)の前期・後期の試験日・申込み期間・合格発表日
- 2026年10月22日の時点で、後期はどうなっているか(受検票の発送日)
- 前期と後期の違い(受けられる検定・種別・受検地)
- 何年目で、前期と後期のどちらで受けるか
- 令和9年度(2027年度)の日程はいつ出るか
- 申込みまでにしておく準備
2級建築施工管理技士の試験日程【令和8年度・2026年】
令和8年度の日程は、前期が「申込み2月→試験6月→発表7月」、後期が「申込み6〜7月→試験11月→発表12月と翌年2月」です。どちらも、試験機関の一般財団法人 建設業振興基金と国土交通省が公表した日付で、曜日も原文のまま載せています。後期は申し込む区分によって申込み方法と期間が違うので、表で分けました。
| 区分 | 申込み期間 | 試験日 | 合格発表日 |
|---|---|---|---|
| 前期:第一次検定のみ | 2月6日(金)〜2月27日(金) | 6月14日(日) | 7月13日(月) |
| 後期:第一次検定のみ | インターネット 6月29日(月)〜7月27日(月) | 11月8日(日) | 12月21日(月) |
| 後期:第一次・第二次(同日受検) | 書面 7月13日(月)〜7月27日(月)[消印有効] | 11月8日(日) | 第一次 12月21日(月) 第二次 令和9年2月5日(金) |
| 後期:第二次検定のみ | 書面 7月13日(月)〜7月27日(月)[消印有効] | 11月8日(日) | 令和9年2月5日(金) |
後期の第一次・第二次や第二次のみを新しく申し込む人は、書面での申込みになります。後期の受検の手引に「新規受検の場合、実務経験証明が必須となるため、インターネットによる申請はできません」とあるからです。インターネットで6月29日(月)から受け付けるのは、第一次検定のみの人と、第二次の再受検の人です。
2026年10月22日の時点で、後期はどうなっている?
後期の試験はこれからで、11月8日(日)、今日から17日後です。申込みはすでに締め切られていて、インターネットも書面も7月27日(月)が最終日でした。いまから令和8年度の試験に申し込む方法はありません。今日10月22日(木)は、後期の受検票の発送日です(後期の受検の手引「受検票発送 10月22日(木)」)。
前期(第一次検定のみ)は6月14日(日)に試験があり、7月13日(月)に合格発表が終わっています。これから出る発表は、後期の第一次検定が12月21日(月)、第二次検定が令和9年2月5日(金)の2回です。試験機関の「年度別合格発表日一覧」でも、令和8年度は前期・第一次検定が令和8年7月13日、後期・第一次検定が令和8年12月21日、2級技士が令和9年2月5日になっています。
| 項目 | 日付 | 10月22日の時点 |
|---|---|---|
| 前期の試験 | 6月14日(日) | 終わった |
| 前期の合格発表 | 7月13日(月) | 終わった |
| 後期の申込み締切 | 7月27日(月) | 締め切った |
| 後期の受検票の発送 | 10月22日(木) | 今日 |
| 後期の試験 | 11月8日(日) | あと17日 |
| 後期・第一次検定の合格発表 | 12月21日(月) | これから |
| 第二次検定の合格発表 | 令和9年2月5日(金) | これから |
前期と後期の違いは「受けられる検定」と「受検地」
前期と後期のいちばん大きな違いは、前期では第二次検定がないことです。試験機関の2級建築のページには「※前期日程では、第二次検定の実施はありません。」と書かれています。後期は「第一次検定のみ」「第一次・第二次(同日受検)」「第二次検定のみ」の3つから選べます。
| 前期 | 後期 | |
|---|---|---|
| 受けられる検定 | 第一次検定のみ | 第一次のみ/第一次・第二次(同日)/第二次のみ |
| 試験日 | 6月14日(日) | 11月8日(日) |
| 受検種別 | 建築・躯体・仕上げ(後期の受検の手引) | |
| 試験地(国土交通省の実施計画) | 札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄(各々近郊都市を含む) | 札幌・帯広・青森・盛岡・秋田・仙台・東京・新潟・金沢・長野・名古屋・大阪・出雲・倉敷・広島・高松・高知・福岡・長崎・鹿児島・沖縄(各々近郊都市を含む) |
受検地は、申し込む年度の受検の手引に載っている試験地から選び、会場と試験時間は受検票で確かめます。令和8年度後期の受検の手引(第一次のみ、第一次・第二次)では「指定された13試験地の中から希望する番号1つを○で囲んでください」とあり、試験地は「札幌・青森・仙台・東京・新潟・金沢・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・鹿児島・沖縄」です。国土交通省の実施計画には後期として上の21地区が載っていますが、申込みのときに選ぶのは手引の13試験地です。手引には「受検票には、試験会場や試験時間、注意事項などが記載されています」とあります。
何年目で受ける?前期と後期どっちで受ける?
入社1年目なら、まず第一次検定を受けます。第一次検定の受検資格は年齢だけで、「試験実施年度に満17歳以上となる者」です。前期でも後期でも受けられるので、どちらを選ぶかは「いつ申し込めるか」で決めれば十分です。
第二次検定は後期にしかなく、実務経験が必要です。1級の受検資格は1級建築施工管理技士の受験資格の記事で整理しています。新しい受検資格では、たとえば「2級建築施工管理技術検定 第一次検定合格後、実務経験3年以上」で第二次検定のみを受けられます。昔からの受検資格(旧受検資格)は「令和10年度まで申請可能」で、条件は受検の手引で確かめてください。新受検資格で考えると、いちばん早い流れは「第一次検定に合格する→合格後の実務経験が3年以上になった年の後期に第二次検定のみを受ける」です。
| 今の自分 | 受けられる区分 | 受ける時期 |
|---|---|---|
| 学生、または入社1年目で実務経験がない | 第一次検定のみ | 前期(6月)か後期(11月) |
| 第一次検定に合格し、合格後の実務経験が3年以上ある(新受検資格の一例) | 第二次検定のみ | 後期(11月)だけ |
| 旧受検資格の条件を満たしている(令和10年度まで) | 第一次・第二次(同日)など | 後期(11月)だけ |
ルーのように2026年の10月に1年目で、まだ受けていないなら、次に申し込めるのは令和9年度の前期です。前期を選ぶと、日程の上では後期にもう一度チャンスがあります。令和8年度で見ると、前期の合格発表(7月13日)は後期の申込み期間(6月29日〜7月27日)の途中にあります。ただし、前期で不合格だった人が同じ年度の後期に申し込めるかは、受検の手引に書いた箇所が見つからなかったので、申し込む前に建設業振興基金に確かめてください。
僕は入社前、学生のときに2級建築施工管理技士の試験を受けました。勉強したのは2級の試験の前の1か月で、1日2時間くらいです。第二次検定まで合格して2級建築施工管理技士になると、技術者として現場に置かれる立場になります。だから、自分で決めてよいことと、監理者や設計者に確認すべきことを見分ける力が要る。早めに受けておく意味はそこにある、と僕は思っています。
令和9年度(2027年度)の日程はいつ出る?
令和9年度の日程は、2026年10月22日の時点で未発表です。国土交通省は、令和8年度の技術検定のスケジュールを令和7年12月18日に、令和7年度のスケジュールを令和6年12月11日に公表しています。過去2年はどちらも12月なので、令和9年度の日程も12月ごろに出ると見ておけばよいでしょう。
前期の申込みは、例年2月に始まっています。令和8年度は2月6日(金)〜2月27日(金)、令和6年度は2月9日(金)〜3月8日(金)でした。申込み期間は令和8年度が22日間、令和6年度が29日間しかないので、12月に日程が出たら、まず前期の申込み期間を手帳に書いておきましょう。日程が出るのは年末なので、ほかの予定に紛れて「気づいたら2月が終わっていた」とならないようにしてください。
申込みまでにしておく準備のしかた
準備は「申込み方法を決める」「書類をそろえる」「勉強の期間を決める」の3つです。第一次検定のみならインターネットで申し込めます。第二次検定を新しく受ける人は実務経験証明が必要なので、書面での申込みになります。受検手数料は、試験機関の2級建築のページで「第一次検定:6,150円(非課税)」「第二次検定:6,150円(非課税)」「第一次・第二次検定:12,300円(非課税)」です。
実務経験の証明は、会社の総務にお願いして書いてもらいました。証明は事実のとおりに書くのが前提で、受検の手引にも「事実と異なる内容の実務経験証明書を提出したとき等は国土交通省により受検禁止又は合格取消しの処分が科されます」とあります。第二次検定を受ける年は、申込み期間が始まる前に、総務に「いつまでに証明が必要か」を伝えておくと慌てずに済みます。
勉強の期間は、僕の場合は2級の試験の前の1か月でした。人によって必要な時間は違うので、試験日から逆算して、いつから始めるかだけは先に決めておくのがおすすめです。独学の進め方は1級建築施工管理技士の独学の記事にまとめたので、2級の準備にも使ってください。
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よくある質問
Q. 今から令和8年度の後期に申し込めますか?
申し込めません。令和8年度後期の申込みは、インターネット・書面とも7月27日(月)で締め切られました。次に申し込めるのは令和9年度の前期(第一次検定)です。
Q. 後期の合格発表はいつですか?
第一次検定が12月21日(月)、第二次検定が令和9年2月5日(金)です。第一次・第二次を同じ日に受けた人は、2回に分けて発表されます。手引には「各合格発表日に発送する合格通知書」とあり、交付申請の詳細はその通知書で確かめる形です。
Q. 受検票はいつ届きますか?
令和8年度後期の受検票は、10月22日(木)に発送される予定です。第一次検定のみ(後期)の受検の手引には「10月29日(木)を過ぎても受検票が届かない場合には、受検者本人より11月6日(金)までに本財団へご連絡ください」とあります。試験会場と試験時間は受検票に書かれているので、届いたらすぐに確かめてください。
Q. 前期で第二次検定は受けられますか?
受けられません。試験機関のページに「前期日程では、第二次検定の実施はありません」とあります。第二次検定は後期(令和8年度は11月8日)だけです。
Q. 令和9年度の前期の申込みはいつからですか?
2026年10月22日の時点では未発表です。令和8年度は2月6日(金)から、令和6年度は2月9日(金)から受付でした。日程は過去2年とも前年の12月に国土交通省が公表しています。
Q. 第一次検定は何歳から受けられますか?
「試験実施年度に満17歳以上となる者」です。令和8年度なら、生年月日が平成22年4月1日以前の人が対象でした。受検資格は年齢だけです。
まとめ:後期は11月8日、次の申込みは令和9年度の前期
令和8年度の2級建築施工管理技士は、前期(第一次のみ)が6月14日(日)、後期(第一次・第二次)が11月8日(日)です。2026年10月22日の時点で後期の申込みは締め切られていて、発表は12月21日(月)と令和9年2月5日(金)です。1年目なら第一次検定から受けられるので、12月ごろに令和9年度の日程が出たら、2月ごろの前期の申込みを逃さないようにしてください。
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参考にした基準・資料
- 一般財団法人 建設業振興基金「2級 建築施工管理技術検定」試験日程・受検資格・前期と後期の区分・受検手数料(2026年10月22日閲覧)
- 建設業振興基金「令和8年度 建築及び電気工事施工管理技術検定実施日程について」(PDF)2級 第一次検定のみ(前期・後期)の申込み・試験・発表日(2026年10月22日閲覧)
- 建設業振興基金「令和8年度 2級建築施工管理技術検定 受検の手引(第一次・第二次検定)」(PDF)書面申請の期間・インターネット申請の対象・試験地・受検種別・受検票発送日・実務経験証明の注意・合格通知書(2026年10月22日閲覧)
- 建設業振興基金「令和8年度 2級建築施工管理技術検定 受検の手引(第一次検定のみ・後期)」(PDF)インターネット申請期間・試験地・受検票の発送と未着時の連絡(2026年10月22日閲覧)
- 建設業振興基金「年度別合格発表日一覧」令和6〜8年度の2級の合格発表日(2026年10月22日閲覧)
- 国土交通省「令和8年度建築施工管理技術検定の実施について」(令和7年12月18日、PDF)2級の申込み期間・試験日・合格発表日・試験地(2026年10月22日閲覧)
- 国土交通省 報道発表「令和8年度技術検定のスケジュール等を公表します」(令和7年12月18日)令和8年度日程の公表日(2026年10月22日閲覧)
- 国土交通省 報道発表「令和7年度技術検定のスケジュール等を公表しました」(令和6年12月11日)令和7年度日程の公表日(2026年10月22日閲覧)
- 国土交通省「令和6年度建築施工管理技術検定の実施について」(PDF)令和6年度前期の申込み期間(2026年10月22日閲覧)
日程は年度ごとに変わります。申し込む前に、その年度の受検の手引と試験機関の発表を確認してください。
この記事の確認日:2026年10月22日
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この記事は2026年10月22日時点の情報です。


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